アセンブリ言語(1) |
アセンブリ言語によるソースコードの書き方
ソースコードはMPLABに含まれているエディタで記述編集可能です。ソースコードの書式はラベル、ニーモニック、オペランド、コメントで構成されます。
ラベルはルーチンや行に付ける任意の名前で、あっても無くても構いません。行頭から記述する決まりで、大文字小文字が区別されれます。CALLやGOTOのジャンプ命令のポインタとして使用することができます。単にプログラムの目印として使用しても構いません。
ニーモニックは実際の命令です。14ビットPICマイコンには35の命令(MOVLWやBSF等)の他、MPASMが理解する58もの疑似命令(ORGや__CONFIG等)があります。ニーモニックは行頭に記述することができません。行頭(またはラベル)の後に1つ以上のスペースまたはタブスペース以降から記述します。また、ニーモニックは大文字小文字は区別されません。
オペランドはニーモニックに続く引数です。ニーモニックによって使用される引数は異なります。詳しくはアセンブリ言語の命令セットを参照して下さい。オペランドはニーモニックの後に1つ以上のスペースまたはタブスペースで記述します。またオペランドとして指定する数値は次のような表記方法が可能です。
数値の書式
2進数 B'01111111' 8進数 O'177' 10進数 D'127' 16進数 H'7F' または0x7F または7Fh コメントはセミコロン ";"の後に自由に記述できます。改行までがコメント行として認識されます。尚MPASMのエディタでは日本語は使えません。
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