SFR (Secial Function Resister)

SFRとは

 SFRはSpecial Function Resisterの略で、固定した機能を初めから与えられている8ビット幅のメモリです。例えばTRISAというSFRはPICの入出力ピンPORTAのそれぞれのピンを、入力に使うか出力に使うかを指定できるメモリです。対応しているbitを1にセットすると入力ピンとして、0にセットすると出力ピンとして使う事ができます。単純に出力ピンをハイ/ローに切り替えるような基本的なSFRから、A/D変換やシリアル通信を制御するためのSFR、EEPROMを読み書きを管理する為のSFRなど、PICの機能が増えるとSFRもそれにともなって多く用意されています。

 下の画像はPIC16F88のデータシートの一部です。SFRの一覧とそれに続くページでは、それぞれのSFRの機能の全てのビットに関して解説されています。データシートはマイクロチップテクノロジー社のサイトからダウンロードできます。


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