PIC開発に必要なもの |
Photo:AKI-PICプログラマー
Windowsパソコンさえ持っていれば、PICプログラマーと呼ばれるPICへの書き込み装置を購入するだけでPICマイコンの開発を始めることが出来ます。ライティングのソフトウエアと開発のソフトは無償の物が使用可能です。
PICプログラマーは秋月電子でキットで売られています。キットの製作はとても簡単で、はんだ付けをするだけで簡単に組み上がってしまいます。AK-PICプログラマーは2005.12現在Ver. 3.5がリリースされていて、Ver. 4にアップグレードする為の部品が別売りされています。これで現在発売されているほとんどのPICマイコンに書き込みができるようになり、将来的にもファームウエアのアップデートで対応可能なようです。今からPICマイコンをやってみようという方は、この2点を購入する事を強くお勧めします。webでのサポートやアップデートも万全なので、安心して使用できます。対応するOSはWin98SE, Win2k, WinXPです。PICプログラマのインターフェースはRS232Cですが、USBに変換するケーブルを同じく秋月電子から購入可能です。ACアダプタとセット売りになっているものもリーズナブルに販売されています。基本的な開発環境をまとめると以下のようになります。
- 1.Windowsパソコン
- 特に高性能である必要はありません。私がPIC用に使っているのは166MHzのノート+Win98SEという組み合せで、今のところ全く不自由はありません。
- 2.開発環境ソフトウエア
- 統合開発環境ソフトウエア MPLAB IDE(無償)
PICのメーカーであるマイクロチップテクノロジーがリリースしているPIC開発ツールです。- 3.PICプログラマー
- AKI-PICプログラマーです。
- 4.PICライティングソフトウエア
- PICPGM6
- AKI-PICプログラマに付属または秋月電子webサイトよりダウンロード出来ます。
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