PICとは? |
PICはアメリカのマイクロチップテクノロジー社の製品で、Peripheral Interface Controllerの頭文字をとったものです。直訳すると周辺装置の接続制御装置といったところでしょうか。インターネット上を検索すると、沢山のPICの解説や工作のサンプルを見ることができます。PICは独立した装置として何かの仕事をさせる事もできますし、パソコンに接続して協調作業をおこなう外部装置を製作することもできます。
ワンチップマイコン
パッケージ
PICはよくワンチップマイコンと呼ばれます。マイコンはCPU, メモリ, I/Oという3要素が最低限必要ですが、PICはそれに加えて様々な機能を持っているためこう呼ばれます。代表的なPICマイコンが持っている機能は次のようなものがあります。
10bitのAD変換・コンパレータ・8,16bitタイマ・シリアルI/O(SPI,I2C)・PWM(CCP)
さらにEEPROM(不揮発性メモリ)も内臓されており、新しい機種ではこれらはほとんど標準的にといって良いほど含まれている機能です。
写真のようなPDIPパッケージをはじめ、SOIC, SSOP, PLCC, TQFP, QFNというパッケージでも発売されています。DIYで何かを作る時は入手が容易で、ユニバーサル基板で工作可能なPDIPパッケージが多く使用されると思います。
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